吃音者って、けっこうせっかちである。

この私もそうである。

育ってきた環境のせいなのか、どもるからついつい早くしゃべろうとするし、

行動全般が、「せっかち」であることが多い。

意識して言葉だけでなく、行動もゆっくりすることである。

まず、歩くのをゆっくりする。コツとしてはかかとからつま先まで足全体を

地面につけ、ゆっくり踏みしめるように歩く。いかにも自分は大地に根をおろしているんだと

感じ、踏みしめ、噛み締めながら歩く。

これだけで、余裕が生まれてくる。最初はぎこちない自分であるかもしれないが、

習慣は根付く。

そして、知らぬ間に会話もゆっくり丁寧な会話に変わってくる。

今の自分を少しづつ変えていく行動をすることである。